- 香に聞く、香を聞く
はるか仏教伝来の昔から日本人の暮らしに寄り添う「香」の歴史をたどり、古典に学ぶ香の楽しみや香道具の美など、「香」をめぐる話題を満載。
仏教とともにわが国に伝来した香は、平安期には華やかな王朝文化を彩り、その後の武家文化においては豪奢な演出を助け、やがて「香道」という崇高な精神文化にまで高められました。
そうした日本の香と香りの文化を、香老舗の主である著者がさまざまな側面から紹介します。香と香道の基礎知識はもちろん、中国の古典にたずねる香の源流、平安王朝文学に見る香、桃山・江戸時代の茶書が説く茶席の香、雅な香道具の数々など、香にまつわる豊富な話題を提供します。
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畑正高著/淡交社
A5版 224ページ
JANコード:9784473037336