
6月の香ディネート
「香ディネート(コーディネート) 」。
その時期のおすすめの香りと器をピックアップし、さまざまな日常のシーンに合わせた「香りある豊かな暮らし」をご紹介する企画です。
暮らしの中に香りを取り入れて、毎日がより豊かになるようなご提案ができればと思います。
雨の音に記憶をたどる
香りでつむぐ夜の時間
夏至に向かっていよいよ日がのびていくこの季節。
夏が近づく足音は聞こえつつも、梅雨入りで雨の日が続きます。
雨音に耳を研ぎ澄ませ、ざわついた心をしずめるように。
静かに漂う香木の香り「宵詩」と「takuba」の香ディネートをご紹介します。
静かな雨音、宵に香る
梅雨に聞こえる自然のささやき

世界的に見ても雨が多い「多雨国」と称される日本には、雨を表現する言葉がたくさんあります。
霧雨、涙雨、細雨、五月雨、篠つく雨、狐の嫁入り……
ある調査では400種類以上とも言われる数々の「雨」の表現は、まるで日本語の豊かさを表すかのようです。

宵、静かに降る降雨をイメージした、薫路シリーズ「宵詩」。
辞書にも載っていない、私たちなりの「雨」の表現です。
窓から聞こえる雨音、自然の歌声に耳を傾けるように、しっとりと漂う香りをお楽しみください。

ー静かな雨音、宵に香るー
ほのかな余韻のある香木の香りです。
優しい甘さの中にほんのりと香る酸味や、はかなく漂う落ち着いた香木の残り香をお楽しみください。
お香を寝かせてシンプルに
最後まで無駄なく楽しむtakuba

インセンストレイ takubaは、香立を使わず、お線香を寝かせてたけるお香皿です。
独自に開発した「セラミックフェルト」を用い、使用後のヤニの匂いもおさえます。
お香立を使うとどうしても出てしまう僅かなたき残りもなく、最後まできれいに燃焼します。

たき終わった灰はそのまま残るので、灰の処理も簡単です。
何度も使っていると消耗しますので、「交換用」をお求めいただき末長くお楽しみください。
心をしずませ、めぐる記憶
香りと私のエピソード
雨粒は降りながら音を立てるわけではなく、地面や草木や傘など、地上の何かに当たって雨音を立てます。
そうした一つ一つが重なって届く、雨の歌声。
決して華やかに広がるわけではなく静かに漂う「宵詩」の香りと、外から聞こえる雨の宵詩に身を委ねるとき、心に浮かぶ思い出はありますでしょうか。

香りも、人を通して記憶となって、その人だけの思い出をつくります。
松栄堂では毎年エッセイコンテスト「香・大賞(かおりたいしょう)」を通じて、800字の言葉で自由に紡ぐ「香りの記憶」を募集しています。
毎年、その年ごとの受賞作品は冊子「かおり風景」にまとめて、お申し込みいただいた方に無料でプレゼントしております。
今年で41回を数える「香・大賞」。
第41回の「かおり風景」は、6月下旬より特設サイトにてご案内・順次発送いたします。
冊子のお申し込み・最新情報は以下の特設サイトをご覧ください。
> 「香・大賞」特設サイト

第30回を記念して発刊した受賞作品集(書籍)「かおり風景 全3巻」には、
30年分の受賞作品436編と審査委員のエッセイを収めています。
香りを通して描かれる、436人の人生。
応募総数6万通の中から選ばれた珠玉の作品をお楽しみください。
ペンとノートを用意して
雨の夜を楽しむひととき

「香・大賞」は毎年9月ごろより受付を開始しています。
あなただけのエピソードを、ぜひ800字にまとめてみませんか。
エッセイを書き留める机の上でも邪魔にならないシンプルな「takuba」で、雨の音と「宵詩」の静かな香りに包まれながら、雨夜のひとときをお楽しみください。


















