2021年5月の香ディネート

香ディネート(コーディネート) 。

その時期のおすすめの香りと器をピックアップし、 さまざまな日常のシーンに合わせた「香りある豊かな暮らし」をご紹介する企画です。 暮らしの中に香りを取り入れて、毎日がより豊かになるようなご提案ができればと思います。


慌ただしい日々から一息ついて
香りとともに、自分と向き合う時間を


今月は「自分を見つめ直す時間の香ディネート」をテーマに、お香と香炉をご紹介いたします。
風薫る5月。新緑がまぶしさを増す日々、新しい生活にも少しずつ慣れてきた頃でしょうか。

「五月病」なんて言葉がありますが、慣れない環境に、自分でも気づかないうちに疲弊しているもの。
慌ただしい日々の中でこそ、一息ついて自分を見つめ直す時間を作ってみませんか。

そんな時間におすすめしたい香り『玉響 京日和』と、お香を寝かせてたく『インセンストレイ takuba 11cm』の「香ディネート」です。

1日の中に、たった15分
香りの習慣をはじめてみませんか


「玉響」という言葉は本来、勾玉同士が触れ合って立てるかすかな音を意味します。
それが転じて「ほんの少し」「かすかな」「一瞬」ということを意味するようになりました。
忙しい日々の中で、ほんの少しだけ、自分と向き合う時間をつくってみませんか。
ほのかなけむりのお香『玉響』シリーズは、そんな大切な時間に寄り添う香りたちです。


『玉響』シリーズのパッケージは、香りが欲しいときにすぐ使えるデザイン。
蓋を開けておくと、お香の出し入れに時間を取られることもありません。

香りの習慣をつくるヒント
お香をたく「場所」を決めておく


生活の中で、お香をたく「場所」を一箇所、決めてみてください。
玄関、お手洗い、リビングや書斎、ベッドルーム、どんな場所でも構いません。
ここという一角にお香と香立・香皿(もしくは香炉)を置いてください。

お香を寝かせて使える『インセンストレイ takuba 11cm』なら灰も散らず、最後まできれいにたくことができます。
また、独自に開発したセラミックフェルトが使用後のヤニの匂いも抑えてくれます。

晴天の爽やかな風を思わせる、すっきりとした香りの『京日和』。
1日の終わりのゆっくりした時間にも、5月の風のような心地よい香りが、優しさを運んできてくれるはずです。



灰のお手入れも簡単な『takuba』。
火が消えたことを確認したら、takubaから灰をそのまま捨てることができます。
次のお香を使うときも、その都度灰は捨ててください。



takubaは使用していくと燃焼した跡が白くなっていきます。
汚れや匂いが気になり始めたら、付属する交換用フェルトと取り替えてください。

新たなスタイルで楽しめる『玉響』と『takuba』。
新しく取り入れる「香りの習慣」のお供に、末長くご愛用くださいませ。