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3月の香ディネート

「香ディネート(コーディネート) 」。
その時期のおすすめの香りと器をピックアップし、さまざまな日常のシーンに合わせた「香りある豊かな暮らし」をご紹介する企画です。
暮らしの中に香りを取り入れて、毎日がより豊かになるようなご提案ができればと思います。

新天地に旅立つあの人へ
門出を祝う香ディネート

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「花見月」とも言われる通り、さまざまな花が開きはじめる3月。
あたたかな日差しが春の訪れを告げる中、
新生活に向けて、浮き足立ってしまう方も多いかもしれません。
でも、新しい出会いの前には、ちょっぴりさみしい別れがつきもの。
一緒に過ごした思い出を香りにのせて、旅立つあの人に贈ってみませんか。
今月は「はなむけに贈る香ディネート」をテーマに、お香と器をご紹介いたします。

過ぎた時間がわたしをつくる
記憶の中の懐かしい日々を香りに託して

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「レスポワール(L’espoir)」。
フランス語で「希望」「hope」「wish」等と訳されます。 2019年「平成」から「令和」への改元にあたり、未来への希望を込め
松栄堂の調合師2名がそれぞれの時代をテーマにつくった二つの香りです。

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これまで松栄堂を支えてきたベテラン調合師が「平成」を
次代を担う若手調合師が「令和」を担当しました。

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「レスポワール 水浅葱」は、新しい技術が次々に生まれた「平成」の、
伝統と革新が調和する、懐かしい日々をイメージした香りです。
伝統的な漢薬香料を中心としながら、新たな香りづくりに挑戦してきた松栄堂の歩み。
振り返れば確かに今につながる、試行錯誤の日々がありました。
そんな経験を噛みしめるベテラン調合師だからこそつくり出せた、
奥深い香木と清々しい花、対照的な2つが調和する香りです。

想いを込めて花束を
春空の下であの人へ

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シーンに合わせてお使いいただける様々な柄がユニークな「折々の香立」。
プレゼントには、この季節に咲く「フリージア」はいかがでしょうか。
この花を最初に発見した植物学者が、親友である医師・フレーゼ(Freeze)に
感謝と友愛を込め、フリージア(Freesia)と名付けたのだそうです。
そこから「親愛の情」「感謝」などの花言葉が生まれ、
はなむけの花束としてもよく使用されています。

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「四方香皿 水色」と組み合わせたなら、あたたかな黄色いフリージアの花束が青空に映えるように、新たな門出を祝う気持ちを演出してくれることでしょう。

懐かしい日々の向こうに
新しいステージを香りで祝う贈りもの

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新しい時代「令和」も5年目。
あっという間に月日は過ぎますが、節目節目を大切に、確かな時間を積み重ねていきたいものです。
プレゼントはもちろん、慌ただしく過ぎていった4年間を振り返りながら、
あなたの「L'espoir」を見つめ直す時間にも、「レスポワール 水浅葱」の香りをお供させてください。

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